腹腔鏡手術のメリット、デメリット

腹腔鏡手術のメリット、デメリットを教えてください。

 

卵巣のう腫の手術の術式のひとつ腹腔鏡手術は、
お腹に3〜4箇所穴を開け、その穴からカメラや手術器具を入れ、
画面を見ながら手術を行う方法です。

 

婦人科の良性疾患(良性卵巣腫瘍、子宮筋腫、子宮内膜症など)の手術では、
この腹腔鏡手術がよく行われています。

 

◆腹腔鏡手術のメリット

 

・術後のキズが小さい
・術後の痛みが少ない
・入院期間が短いため、早期に社会復帰ができる
・術後合併症の1つである癒着が軽減される
・細かい操作が行えるため、出血量が少ない
・肉眼では見えにくいものが確認できる
・見えにくい場所でも画面に写る

 

◆腹腔鏡手術のデメリット

 

・予想外の出血により、開腹手術に変更になる
・ひどい癒着が見つかった場合には、開腹手術へ変更になる
・患部を触って確認することができない
・開腹手術よりも、手術時間が長くなる
・手術器具の操作には熟練を要するため、病院によって疾患の制限がある
・開腹手術では起こらない合併症(腹壁血管損傷など)の危険性がある

 

ただ、悪性の可能性が大きい場合、
今までに開腹手術を行った場合には、腹腔鏡手術ができません。